EAZET工法 工法紹介

EAZET工法

杭接続の仕様

回転杭工法として、杭の接続は非常に重要な要素です。イーゼット工法では継手仕様として、機械式継手(AKジョイント、CCジョイント)、もしくは溶接継手を使用します。

EAZET(イーゼット)の3種類の杭接続方法

AKジョイント(一般財団法人 日本建築センター 評定書 BCJ評定-FD0509-03)

イーゼットでは今までの溶接継手、CCジョイントの継手仕様に、新しくAKジョイントが加わりました。ねじり性能を高めた新しい仕様で、より信頼性、安定性に優れた杭接続を実現していきます。

CCジョイント(一般財団法人 日本建築センター 評定書 BCJ評定-FD0045-08)

一定の管理のもとに工場生産された
①カプラー、②クリッパー、③締結ボルトセットの主要部品から構成されています。
接続作業に特殊な技能は不要であり、風、気温等の施工時の気象条件の影響を受けにくいのが特徴です。

杭径φ267.4の場合
※分割数は杭径によって異なります。

杭径φ190.7の場合

溶接

スクリューパイルEAZET工法溶接継手は、スクリューパイルEAZET工法認定書の施工指針により、日本溶接協会規格WES7601「基礎杭打設等における溶接作業標準」に準拠する。開先部は、ワイヤーブラシ等で不純物を十分に除去する。又、継手の重ね合わせは、裏当て金具を介して密着具合を確認して溶接する。

1.継手の溶接は原則として、アーク溶接とする。

2.溶接工は、JIS Z 3841、またはWES8106に定められた試験に合格した者とし、継続して杭の溶接作業に従事している者とする。

■ 開先について
厚6mm以上の鋼管については、鋼管端部を片側のみ開先加工を施します。